税関での意外なトラブル

 どんなビジネスにもトラブルはあります。貿易も例外ではありません。いろいろなトラブルがあるわけですがこのうち税関を通らないというのは貿易ならではのトラブルといえるでしょう。

 

 特に輸入で大問題になるわけですが、通関が通らないというトラブルの原因でほとんど誰も指摘しないモノがあります。それは・・・税関職員がヘソを曲げることがある、のです。いえ、ホントですって!。

 

 通関時に税関がある見解をします。それに対して輸入者が反論します。その話し合いがまとまらないことがあります。税関も人の子、相手の言う事が理不尽だと思うこともあるでしょう。そしてヘソを曲げて話しがエラくこじれることがあります。こじれると通関を通してくれません。輸入許可がおりないという事態になります。

 

 昔、「国家権力をなめとんのか!」とタンカきったのがいました。事情はともかくその職員が「ヘソを曲げた」からこんなセリフがでてきます。

 

 輸出/輸入申告は法律でしっかり規定されている作業ですが担当しているのは人間。ですので現場レベルで細かい解釈の違いがでてきます。神戸税関ですんなり通った輸出案件が大阪税関ではかなり細かい指示を受けるということもありました。また、XX税関のうるさかった税関職員が○○税関に移動になったとかの話しが通関業者の間で話題になることがあります。その異動の影響は当然に輸出者・輸入者にやってきます。

 
丁寧な書類を用意しましょう!
丁寧な書類を用意しましょう!

 これを避けるには正確な輸出・輸入申告をするしかありません。ただし理不尽には理論的にきっちり反論し、そして落としどころを探すべきです。ちなみに泣き落としはほとんど通用しません。

                                

 輸出をする場合、相手国の通関・税関の事情をあらかじめ知っておくのもいいことだと思います。特に中国は今日本をなにかと目の敵にしているので(もともと権威主義的ですが)。