ガラス瓶は割れるのです -梱包のお話-

 輸出入をする時、何が売れるのか・どんなプロモーションをすべきか・債権の回収は…等々は

もちろん重要な問題です。

ですが貿易って海外にモノを輸送するという点で内地物流よりシビアでこのあたりの事情も事前に押さえておくことは大事かと思います。

 

 お酒(日本酒)を例にしてみます。日本酒は今とても輸出品として関心の高いアイテムです。政府やジェトロは日本の食い物を輸出することを奨励していますしね。商品としてどんな特徴があるでしょう?

ひとつはそのほとんどはガラス瓶にはいっていることです。

 

 ガラス瓶は割れやすいのです。従って厳重な梱包が求められます。ということは安くない梱包費が(そして梱包作業時間も)かかります。当然その分商品の値段は高くなります。なおかつこの”輸出梱包”というのは実は酒造メーカーはどこでも自前でできるわけではないのです。

 

厳重な梱包をしてもガラスですので「割れもの」ということで保険(いわゆる海上保険)も高くなります。保険料率は、例えば繊維製品等と比べると少なくとも2~3倍にはなります。

 

また、何かあった場合、中身(お酒そのもの)の不具合はもちろん、ビンに付いた傷、ラベルについた汚れ・はがれ等も「品質不良」とされます。先の海上保険はこういうところも意識しておかないと万が一の時は絶対もめます。

 

ついでにいいますとこのような特徴(これだけではありませんが)のゆえ、輸出入申告などは酒類の取扱いの経験が豊富な通関業者・物流業者でないとスムーズに進まないでしょう。実際「うちは酒類は取り扱っておりませんので…」と断る業者はいます(できないことをできないとはっきりいう業者はある意味いい業者だと思います)。

 

そういうことは売れた後に考える話しだ」という方もおられます。

それ、わかります。よぉくわかります。

 

でも後回しにするとこういうことはたいてい忘れられます。そして・・・

 

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 貿易でどんな商品に規制や要件があるかはJETRO(日本貿易振興機構)MIPRO(対日貿易投資交流促進協会)のサイトなどが参考になります。両方ともあまり見やすいとはいえませんが経済産業省なんかよりはマシです。