カルネについてのページです!

カルネとは?
 海外での展示会のために商品を一時的に外国に送り短期間のうちに日本に戻すような場合、輸出入時の手続きの簡素化や関税の免税が受けられる特別な通関書類とその仕組みです。日本では(社)日本商事仲裁協会(JCAA)が書類を発給します。

                **台湾向けにはSCCカルネという別の仕組みが用意されています

 

 

 展示会の他に自動車レースのための車両、コンサート機材などに利用されています。プロに限らず、例えば高校の吹奏楽部の海外演奏(姉妹校間などであるそうです)のために学校が利用することもあります。面白いところでは神戸ルミナリエの「光のゲート」などの電飾システムもATAカルネを利用してイタリアから持ち込まれています。

 

こんな申請書です
こんな申請書です

 営業妨害(?)をするわけにはいきませんので、カルネの詳細についてはJCAAのサイトをご覧頂くか直接お問い合わせ下さい。ですが以下の点はあまり説明に出てこないと思いますのでご注意下さい。

 

担保料

 カルネを利用するにはJCAAに担保料を払わなければなりません。ではどれくらいかかるのか?

「カルネを使用する国の輸入税等を基準として協会が算定した金額に相当する現金」とされていますが、JCAAは事前にそれを見積もったりはしてくれません。発給される時になってはじめてその額がわかります。

 

 また、「または担保額と同額である銀行保証書(保障期間32ヶ月)」ともありますが、銀行からするとこういうのは新規の融資案件みたいなものになるので、当然銀行の審査と支払金利と支払保証料がかかります(この銀行保証書というのはJCAA指定の書式のものであることとされています)。

 

通関費用はかかります

 個人で持っていけない物量の貨物はフォワーダーさんにお願いして輸出入してもらわなければなりませんが通常の通関手数料などの費用はかかります。カルネで免除されるのは関税だけです。 

 

周到な準備が要ります

 はじめてカルネを利用するにはJCAAに登記簿(全部事項証明書)などの提出が必要です。色々な事例をみますとやはり周到な準備/計画が必要で、「面倒なので普通に輸出入ですませた」という話しも多いようです。どだんばで利用できる仕組みではないでしょう。

 

ATAカルネ申請時に必要な総合物品表を作れるエクセルを用意しました!

 

 JCAAのサイトにもありますがもっと簡単にデータ入力ができるプログラムを作りました。印刷できるのは1枚です。無料でダウンロードいただけます。ご参考になれば幸いです。どうぞご利用ください!

ATAカルネ総合物品表
ATAカルネ申請時に必要な総合物品表を作成できます。なるべく入力の手間を少なくし、また入力ミスなどをお知らせする機能などもあります。どうぞお試し下さい。
Aカルネ総合物品表single.xls
Microsoft Excel 238.5 KB